連載コラム

しかしながら異性との縁を急激に断ち切ろうとすると相手からの反撃や危険を伴う上、相手の同意を得られずい切るに切れないという状態に陥ります。だから、恋愛における縁切りは慎重さや相手への配慮が必要です。そして長く続いた縁であればあるほど、情に捉われ流されやすく、断ち切ると決めた勇気が揺らぐものです。けれど一度断ち切ると決めた縁であれば、その決意通り実行することです。もし、その縁が腐れ縁やしがらみでなく、良縁であればまたあなたの人生と相手の人生が自ずと交わり繋がる筈です。だから安心してしっかり断ち切り、あなたに本当に必要な良縁を引き寄せましょう。
縁を断ち切る具体的な方法は、シンプルかつ慎重に、物理的に相手から離れ、関わる時間を減らしていくことです。

特に今はＳＮＳやコミュンケーションツールでいつでも相手の状況を知り、連絡が取れる様になりました。この様な繋がりをいきなりの”拒否“や”ブロック“で断ち切るのではなく、更新や返信の頻度を徐々に減らしていき、相手があなたの情報に触れる機会を少なくしていく配慮は必要です。

相手と一緒に暮らしている場合は、両親の具合が悪いので実家でしばらく暮らすや、仕事の都合で職場に引っ越す等、相手が納得する理由を伝え、同居を解消していき、物理的に同じ空間で過ごす時間を少なくしましょう。

そして相手が納得するまで根気強く説得を試みて下さい。その際に感情的にならずに相手の言い分を受け止め、自分の意思を伝えるとともに今までの感謝も伝えましょう。縁切りは円満に進まないとあらかじめ理解し、相手がすぐに納得しなくとも、納得するまで何度も話をしてください。縁を断ち切ると決めた方はすでに決意を決めて臨んでいますが相手にとっては晴天の霹靂という驚きでしょう。相手の納得を得るまでの説得は怠らない、それが縁を断ち切る相手への思い遣りです。また、共通の友人や身内を縁切りに巻き込む事はお薦めしません。本来自分へ向けられる怒りや恨みの感情がその友人や身内に向けられてしまい、トラブルに巻き込んでしまいますので出来る限り当人同士で解決していきましょう。
但し、ＤＶ癖が有ったり、粘着質なストーカー気質な相手との縁切りは専門家への相談や助けを求めた方が良い場合がありますので逆に抱え込まない様にして友人や身内ではなく専門家の助けを求めましょう。そして、そのような相手との話し合いはなるべくカフェやラウンジ等公共の一目がある場所を選ぶ様にして下さい。

女性が恋愛に費やせる時間は意外と短いものです。
大切な時間を腐れ縁やしがらみに費やし、年齢を重ねてから
「何故こんな人生になってしまったんだろう？」
と後悔をしない為に、今一度自分の縁を見極め、未来の無い縁は断ち切る勇気を持ちましょう。

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